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2016年6月10日

リリさんが教えてくれたこと

実家にはポメラニアンのリリさんがいます。

先月、体調を崩し入院しました。

入院中は家族が毎日お見舞いに行っていました。

 

冷んやり気持ちいいわ

 

獣医さんからは全く食べていないと連絡がありました。

それでも、家族(特に私の母親が大好き)が会いに行くと

顔を上げて目を輝かせてくれました。

 

お皿に入っているご飯は全く食べていないようでしたが、

母が手からあげると・・・

今まで全く食べなかったはずなのに、

パクパクと食べ始め完食したのです!

お鼻に米粒ついてますよ〜

 

リリさんはいつも母の手から大好きなおやつをもらっていました。

母の事は何よりも大好きです。

その母の手からもらうおやつは特別美味しかったはずです。

たくさんの美味しい記憶が、リリさんの食べたい!という力になったのだと思います。

 

リリさんは検査の結果、骨髄の異常で原因も分からず

退院後、数日で天国へ旅立ちました。

 

とても寂しい気持ちではありますが、

最後に大好きな母の手からご飯が食べられて良かったと思っています。

 

柴犬カットの時代もあったわね

 

手からもらうご飯やおやつが大好きだったら、

最後の時が近づいていたとしても、

ご飯が食べられるかもしれないのです。

 

いつかやってくるその日に備えて、

皆さんのお家の子の好きなことを増やし続けてください。

そしてそれができるのは本当に元気な今しかありません。

 

私がHappyCatで学んだ事を、

リリさんが実際に私の目の前で見せて教えてくれました。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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